2017年7月2日日曜日

ドイツワインは命がけ


先日、ドイツワイン試飲会に行ってきました。


ドイツというと甘口のイメージですが、辛口も多かったです。
近年、ドイツは甘口のイメージを払拭しようと、「クラシック」「セレクション」などの辛口専用の等級も作っているようです。


こんなのもありました。
シャーレス メルロー デー・クー トロッケン ブランド・ノワール

赤ぶどう品種のメルローで白ワインを作ったもの。
色もちょっと違いますね。

味は、鉄っぽい感じ。
やっぱり変わってましたね~。


ミュラー・トゥルガオ デー・クー トロッケン
これはフランケン地方特有のボックスボイテルという形の瓶。
もともと「山羊のふぐり」という意味だったそうですよ。びっくり。

香りが、ススのようなグレーな香り。微発泡。
味も面白くて美味しかったので思わず購入。


ドイツワインは、世界のワイン生産地のなかで最北にあり、高緯度なので日照時間が短かったり、厳しい土地です。

そのため、傾斜地に作り太陽エネルギーを受けやすくしたり、川沿いに作り、川面に反射した光を利用したり。
秋には気温差により川から発生する霧で、寒さからぶどうを守ります。

こちらのワイナリーから画像を拝借

とくに、傾斜地はハンパない角度です。
トラクターや機械はなかなか入れず、命綱を付けて作業をするようです。
やはり転落事故も起きるそう。


自然を最大限に生かし、命がけで作っているワインと思うと、味わい方も変わりますね。

人の一生は長いようで短いです。
僕もそろそろ30歳が見えてきて、そう思うと40や50と、なんとなく自分の人生を長い目で考えれるようになってきました。

命をかける、というと大げさですが、自分の人生を、10年20年単位で、何かにかけても面白いんじゃないかと。

なんかえらそうなこと言っちゃいましたが、
僕が大事にしていることは、
最期に「楽しかった!」と思える人生ですね。

今回参加した試飲会のサイト

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