喧嘩とうどんと銭湯とビール

なぜ、人間の味覚はシチュエーションによって

こんなにも変わるのでしょう。

不思議です。

　　　　　　　　

今日は用事があって出かけたついでに

金山にある宮の湯に行ってきました。

ぎりぎり平成な感じで、ほどよくきれい。

ほぐれる～。
お風呂の中にある岩盤浴がとくに気持ちよかった。

ここに来た理由は、これ！
おつまみ三種ビールセット。

「うーん、、美味い！！」

風呂上がりのビールって、
ガンガン汗かいて、喉乾いてるんだけど
「まだまだ・・」って、

我慢して我慢して、
その我慢が限界まで達してから、飲むから美味しいんだよなー。

昔、子供のころ　学校で喧嘩して、
泣きたいのを我慢して我慢して、
「家に着くまではまだまだ・・・」て

でも母の顔見たら、もう限界で泣いちゃって

そのとき食べた母の作ってくれたうどんが
すごく美味しかったです。

今でもその味を覚えています。

人の味覚の記憶は、ほとんどが

そのときの思い出によって作られてるのかもしれない。

今日は実は午前中、自分としては

少しプレッシャーのかかる仕事をこなしてきた帰りでした。

銭湯に来て、温かいお風呂に入ってホッとして

そのあとのビールだったから格別美味しかったのかもしれません。

今日のビールの味も、また記憶に残る味でした。



天然温泉露天風呂 宮の湯