2017年5月31日水曜日

キウイよ!美味しくなれ

5月下旬、畑にあるキウイの木に花が咲き始めましたので
今日はキウイの受粉作業を行いました。


これが雄花(おばな)



前日に雄花から花粉を採取し、食紅で色をつけておくのです。



写真では、違いがわかりにくいかもしれませんが、
花の中央に白い柱のようなものがあるのが雌花(めばな)



この白い柱のような部分を柱頭といいます。
この部分に雄花から採取した花粉を
筆で丁寧につけていきます。



「うー。中腰の体勢がつらい・・・」


でも、大変ながらも、こうして人工的にたくさん受粉させると
キウイの実は、大きく甘くなるのだそうです。


何だか、人間都合な気もしますが、
キウイが美味しくなれば、人間が喜んで栽培し、

キウイはそのことによって種の存続が守られ、
さらに繁殖範囲も広がるのだから

「お互いよし」というこで(笑)






この日は、梅の木の剪定も。




当たり前のことですが・・・

「緑色」っていろんな緑色があるんですね。


キウイの葉っぱの色と梅の葉っぱの色は
よく見ると、緑色でも全然違う色。





部屋に閉じこもっていたときは、そんなこと考えたこともなかった。
六畳くらいの一部屋で、毎日のすべてが完結していくのだから。

同じ色の壁や天井を見つめ、
パソコンやゲームの画面の中の色しか知らない。




世界は本当に「カラフル(色彩)」なんだなー(しみじみ)


そういえば、キウイの実も、中身は緑色だった気がする。

今度は自分が受粉に関わった実が収穫できます。
ナイフで切った時に、どんな緑色が見れるのか楽しみです。

きっと美味しい緑色が見れるんじゃないかな。








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