2017年11月20日月曜日

みかんは知っている

少し前から、畑のみかんの木に
オレンジ色の実がたわわに実り始めました!


実の重みで、木全体がしなっています。



9月に見たときは、まだ緑色で固そうな感じ。
2ヶ月でこんなに変わるんですね〜
自然の力ってすごい!


でもね、よくよく見ると、
みかんの実を手でひきちぎったあとが、あちこちにあるんです。

かなりの数のみかんが盗まれたようです。


畑の側溝には、
ちぎるだけちぎって食べずに捨てられたみかんが散乱。

同じ人がやったのか、ゴミも散乱。

ひどすぎます・・・。
人間て何でもやるんですね。

怒りととも
得体の知れない存在が、
この敷地に侵入して、
自分たちの財産を奪っていくという恐怖で
心拍数があがり、体中の筋肉が震えそうです。


ん?自分の財産?

いや、そもそも、みかんの実は、
土や雨、太陽の恵みが育てたものじゃないか。

僕たちは、
その恩恵のほんの一部をもらっているに
過ぎない。

人間なんて、自然の力の中では
無力でちっぽけだ。




見た目は鮮やかなオレンジで
とても美味しそうに見えるのだが
収穫したてのみかんは、ちょっと酸っぱい。

みかん泥棒も、おそらく酸っぱかっただろうに。

実は、裏技があって、
みかんを手でもみもみすると、
酸味が抜けて甘みが増すのだとか。

まるで、食べる人間の愛情を試しているかのようだ。

みかんを美味しくするもしないも
みかんのみが知ることなのかもしれない。


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