奥飛騨酒造さん(旧高木酒造さん)へ行ってきました。
創業は1720年江戸時代だそうで、
その歴史は300年以上。
店内には、江戸時代からの貴重な資料などが飾られています。
精米された酒米のサンプルも見せていただきました。
実際に現物を見ると、ほんとに食物用のお米とは
ぜんぜん大きさが違うのがわかります。
ここまでギリギリ精米してしまうんですね。
奥飛騨酒造さんといえば、「奥飛騨ウォッカ」!!
2016年12月プーチン大統領来日の際、
ディナーで提供されたことで、一躍有名に。
普段飲むウォッカよりも味が濃く、
少し甘味があるように感じます。
驚いたのが、
桜餅風味で人気の高い「ズブロッカ」も
製造していたことがあるそうです。
⬆上の写真が当時の広告。
めちゃくちゃ格好いい!
ラベルのサンプルのようです。
戦後、当時の当主の方が
西洋文化の台頭を見越して、
ウォッカの製造を手掛けたのだとか。
あれ?
看板犬かな。
ワンちゃんが店内を元気に走っています。
なんだかホッとしました。
歴史ある酒蔵さんで格式高い、
てイメージだったんですけど
こんな可愛いワンちゃんが
迎えてくれるゆるさがあるなんて。
代表銘柄「初緑」(はつみどり)
を試飲させていただきました。
看板犬の登場で、すっかり安心してしまって
お酒がいっそう美味しく感じました。
あー、そっか。
お酒は舌やノドだけで味わうもんじゃないんだ。
心で味わうんだな〜。
「初緑」は、たしかな技術と
人の心を包みこむような優しいお米の味がしました。
周辺の町並みは、おだやかで、
すれ違う中学生が挨拶をしてくれたり
ほのぼの。
また、江戸時代に宿場町として栄えた名残や
路地裏どおりを散策する「筋骨めぐり」などで
楽しむこともできるので
合わせて、旅のスケジュールにいれてみては。
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