今回は本格焼酎barに挑戦してみました。
実は、あまり焼酎自体に詳しくないので
マスターさんと相談した結果、
僕が普段、焼酎なら芋を飲んでいるということを話したら
ファーストドリンクは芋の千本桜 ハマコマチ。
おすすめの飲み方の水割りでいただきました。
「お!?」フローーラル!な香り。
次々と花が咲き乱れる。まさに千本桜!
明らかに僕が知っている芋焼酎と違う。
1杯目からビビりました。
どうもお話を聞くと、常圧蒸留、減圧蒸留という違いに謎が隠されていそうです。
2杯目も期待できそうです。
次に米焼酎の武者返し。
前割りと普通の水割りとの飲み比べでいただきました。
前割りとは、あらかじめ焼酎と水を好みの割合に混ぜ合わせて数日間寝かせたもの。
鹿児島で生まれ、かつては来客や宴会の予定に合わせて、前割りを準備し、当日に旨い焼酎でもてなしていたそうです。
うん!
前割りのほうがトゲトゲしさがなくなり、優しい焼酎になっていました。
アルコールの分子を水の分子が取り囲み、刺激を抑えてくれるそうです。
まさしく日本のおもてなし。
麦焼酎も忘れてはいけない。
青鹿毛。
お湯割りが一番おすすめですが、
マスターいわく「真夏なのでちょっと心配」と。
でも僕は「クーラーでほどよく体が冷えてるので大丈夫です」
と注文しました。
そんな気づかいも嬉しいです。
…口の中に和菓子のようなやさしい甘味が広がる!!
これもびっくりしました。
麦がこうなるとは驚きです。
会計をお願いすると、しじみ汁が。
至れり尽くせりです。どこまでやさしいんでしょ。
2000年ごろに本格焼酎ブームがあり、
その後天候不順による原材料の不作や
環境問題の対策などで生産に力を入れることができず
2006年あたりから一気に下降してしまった焼酎。
でも、ブームが去ったからといって
本格焼酎の品質は全然下がっていなくて
むしろ、僕が知らないだけで
美味しい焼酎は今でもたくさん造られつづけていたんだ。
焼酎の本場、南九州地方の方たちって
当たり前に焼酎を飲む生活が根付いてて
それは県外に住んでもなお、
焼酎を愛し続けている。
お酒でも何でもそうだけど
地元の人に愛されてないものって
地に足がついてないから根付かないで
流行に左右されてしまう。
でも、地元の人に愛されてるものって
ブームとか関係なく、
強いし、素晴らしいって思うんです。
焼酎の美味しさは、そんな深ーい郷土愛によって
造られているのかもしれない。
「本格焼酎Bar リー」公式サイト
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